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2025-07-02


鉄拳のプロゲーマー・Arslan Ash選手が、3年前に行われた国際大会でのドーピング検査で禁止物質の陽性反応が出たことを理由に処分を受けていたことが国際eスポーツ連盟(IESF)から発表されています。


具体的にどのような物質の陽性反応が出たのかも明らかにされています。

ゲームへの影響は不明ですが、世界ドーピング防止機構(WADA)が規定している禁止リスト複数の陽性反応が出たようです。

これにより、2023年4月26日から2025年4月25日まで2年間の資格停止処分を受けていたそうです。

Arslan Ash選手自身は2024年も普通に格闘ゲーム大会に出場し続けているため、この処分の影響はほとんどなかったと言ってよさそうです。

https://fgamers.saikyou.biz/?Arslan+Ash


なお、格闘ゲーム大会ではドーピング検査が実施される事は珍しく、今回陽性反応が出た物質も主に筋肉を増強する作用が認められていますが、eスポーツではどこまでメリットがあるのか定かではありません。



以下、国際eスポーツ連盟(IESF)からのアナウンスを翻訳したものです。

国際eスポーツ連盟(IESF)は、健全性とフェアプレーへの継続的な取り組みの一環として、World Espots Championship 2022(WEC22)におけるドーピング規則違反事例の裁定結果を公表する。

IESFは、パキスタン代表として『鉄拳7』部門で優勝したArslan Siddiqui(Arslan Ash)選手が、2022年12月10日の大会中実施したドーピング検査において、以下の禁止物質の陽性反応を示したため、2年間の資格停止処分を受けたことを報告する。
・19-ノルアンドロステロン
・19-ノルエチオコラノロン
・スタノゾロール代謝物
・メタンジエノン代謝物

上記物質はすべて、世界ドーピング防止機構(WADA)禁止リストにおける紳士物質である。

より具体的には、すべての物質がWADAの2022年度指定禁止リストのS1.1A アンドロジェニックアナボリックステロイドの禁止物質としてリストアップされていた。

本処分は、世界アンチドーピング規定(WADC)に完全準拠したIESFアンチドーピング規則(IESF ADR)第8.1.2条に基づき、IESFヒアリングパネルにより下された。

資格停止期間は2023年4月26日から2025年4月25日までであった。
IESF ADR第9条に基づき、WEC22での同選手の成績(およびメダル、タイトル、賞、ポイント、賞金、参加料等)は自動的に剥奪される。

また、2022年12月10日~2023年4月26日の間の全競技成績も剥奪され、IESF ADR第10.10条に定める通り全ての結果を失格とする。

WADA加盟団体として、IESFは全公認大会でアンチドーピング検査を実施し、クリーンな競技環境と国際的なeスポーツ大会の信頼性を強化している。

IESFはドーピング行為に対するゼロトレランスポリシー(いかなる許容もない厳しい罰則・対応)を改めて表明し、世界中のeスポーツ競技の健全性・安全性・公平性を守るため、必要なあらゆる措置を取り続ける。

https://iesf.org/wec22-anti-doping/



【追記】
Arslan Ash選手は、検出された物質について「ボディビルディング目的に限ったもの」であると明言しています。