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2021-11-24 (7)


プロゲーマーのひぐち選手が、11月21日(日)のラジオ日本「真夜中のハーリー&レイス」に出演しました。

ひぐち選手は青山学院大学に通う現役大学生でプロレス好きということで、同じ青山学院大学のOBである清野茂樹アナを相手にプロレスや格闘ゲームの軽快なトークを繰り広げました。

ひぐち選手が目指す”見ている人を元気にさせるプレイヤー”の原点は、プロレスを見て元気づけられた過去の経験にあるようです。


以下のURLからポッドキャストが視聴できます。2か月ほど配信されるそうです。


以下、ひぐち選手が語った内容を一部抜粋した書き起こしです。

・兄の友達がプロレス好きで、兄につられて小学4年生くらいからプロレスが好きになった。
・プロレスがきっかけで、諦めない気持ちとか見せたいものを考えるようになったかもしれない。
・ゲームの中で見てる側を熱くさせる展開は意識している。
・格ゲーではシステムとして(相手の攻撃を)受けた方が自分の勝率が上がる場合はくらったりする。基本的には勝つ為に最善の選択肢を選ぶ。
・ガイルはストリートファイターを始めた時に、触ってしっくりきた。分かりやすいけど奥深いキャラで、ウメハラさんが使ってたりして憧れと使いやすいという気持ちがマッチして使っている。
・周りにプロレスの話が出来る人はあまりいない。1人だけスタッフ寄りのおじゲーマーの方と会った時にするくらい。
・プロレスはマットの中で自分が何をしたいのか投影して自分が伝えたいものがプロレスラー1人1人にあると思う。勝ち負けも大事だけど、それ以上にその人の生き様を見る場所だと思う。
・格ゲーもモニターの中のキャラに「こういうプレイで勝つ」と気迫を見せたり「この人を倒すために努力してきたぞ」って投影するところがプロレスと似てる。
・トーナメントだと多いキャラの傾向を掴んで対策する効率重視になる。レアキャラはあと回しにする手法をとるのがいい。
・10代、20代の若い世代の人達はソシャゲをやってる人が多いので、ゲームが強い事が尊敬の対象になる。ゲームという事に対して負い目を感じたことがない。

・(自分が上に立って追われる側になったら)受けて立とうという感じはある。
・レジェンドの人の方が強いという風潮を変えようという考えが若い人達の間で漂っている。
・両親が若かった頃にプロレスが流行ったり、兄も好きだったりして家族ぐるみでプロレス好き。子供の頃に家族で東京にプロレスを見に行ったこともある。
・自分がゲームをやってても「好きな事やってていいよ」みたいな感じで理解はあったし、そういう理解がないと今の現状はなかったので親に感謝している。
・プロになるという時に「やりたいようにやれ」という感じだったので、理解があっていい親だなと思う。
・eスポーツの良いところは人種や国籍、性別、身長、体重、言語に関係なく、言葉を使わなくても伝わってくるのが可能性だなと思う。国境を越えたグローバルなものなので、そこは広めていきたい。
・世界大会の優勝だけでなく、見てる人が元気になるようなプレイヤーになりたい。プロレスを通して頑張ろうと思わされたことが何度かあるので、ゲームで強い相手に勝つことを通して「僕もちょっと頑張ってみようかな」という人を増やしたい。
・(ネットのコメントで色々言われたりするのは気になるか?)負けが込んでいたり、心が弱っている時はそう思ってしまう事もあるかもしれないが、そこを乗り越える事に価値があると思っている。そこに惑わされていると信念を貫くのは難しい。自分の考えに自信があれば、ちょっと言われたくらいではグラつかない。自分の目標がどれだけ強固なものかという次第だと思う。
・格ゲーは色んな人がいた方が嬉しい。新規を増やすということでぜひ皆さんにやって欲しい。



真夜中のハーリー&レイス
http://www.jorf.co.jp/?program=mayonaka