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2021-10-29


Pokimane Leads RTS as Co-Founder and Chief Creative Officer

世界的大人気ストリーマーのPokimane氏が、タレントマネジメントとブランドコンサルティングの会社「RTS」の共同創業者であり、チーフ・クリエイティブ・オフィサーを務める事が発表されました。
Pokimane氏のTwitterで『私達の目標は、クリエイターの生活をより快適にし、企業がゲーミングに溶け込むのを助けることです。』とツイートがされています。

RTSは、2015年にeスポーツリーグのEleagueを設立し、2016年には格闘技団体のUFCを買収しているアメリカの会社Endeavorの子会社であり、2021年3月にソニーと共同でEVOを買収しています。

Pokimane氏は、RTSのプレスリリースで以下のように述べています。
コンテンツやストリームで素晴らしい成果を上げている素晴らしいクリエイターをよく見かけますが、彼らはブランドやビジネス運営を成長させるためのサポートを受けていません。
彼らは、基本的なことにも手をつけられず、パートナーシップ契約を結んでも、双方にとってうまくいかないことが多いのです。
私はこのような経験をしてきました。
そして、クリエイターや開発者、ブランドのためにサポートを提供し、作業負荷を軽減し、この問題を解決できるようにRTSを構築しています。
私の目標は、私の長年の経験を生かして、新しいクリエイターが私のようなプロセスを踏まなくても済むようにすることです。
海外メディアのインタビューでは
『ゲームやeスポーツの世界では、不当な扱いを受けたり、不当な報酬や不愉快な契約に同意したりする例があまりにも多いのです。』
『残念なことに、ライブストリーミングやインターネット文化はペースが速いため、人々は長期的な視点ではなく短期的な視点で判断する傾向があります。』
『私がRTSの設立に協力したいと思ったのは、(ゲームクリエイターの)長期的なキャリアを大切にするマネージャーがいるインフラを整備したいと思ったからです。私は、クリエイターのブランドと福利厚生のあらゆる側面に気を配る環境を作りたかったのです』
とも語っており、ゲーム配信者やYouTube等のコンテンツクリエーター達の待遇改善を掲げているようです。
海外のニュース記事では、中抜きされない契約モデルを実現するような事も書かれているようですが、詳細は不明です。

「EVOがPokimaneに買われた」的な反応もあるようですが、Pokimane氏が担当するのはタレントマネジメント部門であり、eスポーツ部門は別の担当者がいるため、EVO関連でPokimane氏が何かをする可能性は低そうです。

Pokimane carries the FGC

RTS will jointly host EVO with Sony



Pokimane Announced as Co-Founder of RTS, an Endeavor-Backed Gaming Talent Management Firm

https://variety.com/2021/digital/news/pokimane-announced-as-co-founder-of-rts-gaming-talent-agency-1235098198/