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2021-04-10


FGC: This is Good Bye for Now...

ネモ選手、竹内ジョン選手、弦選手らが脱退したことで、格闘ゲーム部門のメンバーがいなくなったTeam Liquidが、正式に格闘ゲームコミュニティからの撤退を告げるお別れのメッセージを公開しました。

諸事情により、一時的に格闘ゲームから撤退するものの、再び格闘ゲームに参入する日を待っていて欲しいといった内容で、以下のようなことが記載されています。


・Team Liquidは格闘ゲームコミュニティから撤退する。
・これは一時的な撤退にすぎず、格ゲーコミュニティの将来と、Team Liquidのシーンでのプレゼンスを信じている。
・NuckleDuが競技シーンから休止し、引き続き継続する意欲はあってもロースターがなかった。そんな時に、10年来のパートナーだったALIENWAREが、日本でファンに愛される伝説的なプレイヤー”ネモ”のスポンサーだった。
・それまで日本での直接的なプレゼンスがなかったTeam Liquidにとって、ネモとの契約は非常にエキサイティングな決断だった。ネモは経験豊富なレジェンドでプロ中のプロだった。
・Team Liquidは才能ある人材を早期に発掘して成長をサポートする戦略を取っており、その中でも特に目を引いたのが、竹内ジョンだった。彼はネモとともに学び成長することが出来る完璧な次世代の候補者だった。

・その後、EVO2018を訪れて、鉄拳7が罰初的な成長を遂げ、すぐさまTeam Liquidのゲームのロースターに加えるべきだとという事が分かった。
・弦はシーンの中で有名ではなかったが、13歳で参加したEVO2014で準優勝とい成績を残していた。
・学業などに集中するため、あまり海外大会に参加することは出来なかったが、地元のアーケードでは積極的に大会にも出ていた。当初カジュアル層には無名だったが、今では誰もが弦を知っている。
・COVID-19で2020年シーズンを棒に振ったが、2021年の(TOPANGAリーグ等の)勝利により、彼が日本最高の鉄拳プレイヤーでないと主張することは難しいだろう。

・格ゲーコミュニティへの参入はTeam Liquidにとってポジティブで素晴らしい経験だった。だからこそ、そこから去るニュースを伝えるのはとてもつらい。
・選手達は期待以上の事をしてくれたし、並外れたパフォーマンスだった。
・諸事情によりTeam Liquidはシーンから撤退するが、これは決別ではない。
・格闘ゲームのためでも、日本でのプレゼンスのためでもない。Team Liquidは戻ってくる。まだ戦いたい。どうか期待していて欲しい。また会える日を楽しみにしている