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2021-04-04


ネモ選手が、4月4日(日)の個人配信で、今後について語りました。
約1時間にわたって、これまでの経緯や、今後やっていきたいことなどを語りました。
ネモ選手はスクウェア・エニックスを退職し、Team Liquidとアミューズから抜けて、現在は完全にフリーな状態にあるようです。

今後については、ネモ選手の中でやりたい事があり、それが成功すると信じているため、一緒にやってくれる企業探しを始めるそうです。
会社員時代に培ったノウハウを生かして、意中の企業にプレゼンしにいき、声をかけてくれる企業があれば逆に自分からやりたい事を提示したいと語っています。

現時点で生活に困っているようなことはなく、自分の中にあるきちんとしたビジョンに沿って、これからの活動を続けていくようです。




Team Liquidのストリートファイター撤退を聞いたのは、スクエニ退職を決めたあと】
・具体的にどうしようというのはもちろん決まってるけど、「声かけられるのを待ってます」というレベル。
・自分がどういう風にしていきたいというのはもちろんある。自分はこういう事をやろうと思ってますというのも、きちんと用意している。そこを一緒にやってくれる企業を探すという感じ。
・Team Liquidが抜けると言い出したのは、ちょっと前。会社を辞めるとなって、そのあとにLiquidの話が来て、「まあしょうがないな」とは思っていた。
・会社の人も『本当に困ってるんだったら、もうちょっといてもいいんじゃない?』って言ってくれたけど、自分のやりたい事はもう決まってたし、一旦フリーになっても別に金に困ってるわけじゃないし、将来的に見てさっさとプロ一本でやった方がいいと思ってた。別に決まってないけど「まあいいか」みたいな。


【自分のやりたい事を一緒にやってくれる企業を探す】
・自分のやりたい事はきちんと考えていて、それが成功すると思っている。だから、今この間に企業にこういうことがやりたいとプレゼンする資料は色々用意してる。むこうが出してきた金額に対して、ちょっと高くしようという交渉はしようと思う。
・5年前くらいに自分で営業しに行ったときには、たいしたプレゼンが出来なかった。ゲームメーカーに勤めて、どういうことをやればいいのかきちんと学べたと思ってる。そういうのが上手くいくんじゃないかと自分では思ってる。スクエニで学んだことは次に生かせる。
・自分の感性を信じてやれなかった無理。自分の中で、一緒にこういうところと組んだ方が上手くいくだろうな、というのもあるので、そういう人達と話して自分から言っていく感じになる。
・プロゲーマーに広告費出してスポンサードして、たいした費用対効果が得られませんでしたとなると、結局業界全体が落ち込んで後々困ることになる。
・eスポーツに興味を持ってくれた企業に対して、プレイヤーとしてはこういうことをやりますよ、というのを自分は企業側の目線で色々言えると思う。そういうことを一緒にやって、予算以上のものを提供する。次の年になったら、その実績を数値に落として来年はどれくらい予算を上げていくかみたいなことが、出来るんじゃないかと思う。
・もしそれがダメだったら、『今お金出しますよ』というところに行くかもしれない。でも、自分がやりたい事がそれなのかと言ったら、そういうわけでもない。
・どういうところにお金を出したいかと言ったら、「きちんと自分がやりたい事をやりたい。そこにお金を払ってください。」というところだと思う。
・会社員だったノウハウとかを生かして、プレゼンする。
・コンサル的な事をやりたいと言ったのは、そういうこと。どうやってeスポーツに投資してこう?みたいな。自分だったら「こういうことをやって、こういうこともやりましょう。そこでたぶん費用対効果が上がると思うので」という感じ。
・それが上手くいかなかったらゲーム辞めて働く。それでいいと思った。
・割り切って、普通にただ生きるのはもう出来ないから、自分の好きに生きようという感じ。職歴があるのは強いと思うので、もし「ダメです。自分のやりたい事が出来ませんでした。」となったら、その時は大人しく働く。


【プロゲーマーを副業でやるのがきついと思った理由】
・副業は、自分クラスになるときつい。週末ちょっと大会に出る程度ならいいけど。プロになってちょっと経ったくらいの、ALIENWAREにスポンサードされる前くらいであれば、海外大会なんて年に2~3回行くかどうか。その大会に仕事をあわせる。2週間に1回とかになると、何に合わせればいいんだろうとなる。スケジュールを立ててやってたけど、きつかった。
・今、コロナで海外大会に行かなくなったから楽になったと思う人は多いと思う。でも自分の場合だと、「大会をこの期間やります。そこに向けて練習しました。練習したけど延期になってこの日程に変えてください。またそこに合わせて仕事を調整して練習します。また延期になりました。」みたいなのがすごく続いた。
・そうなると、仕事を優先しないといけない。本業には影響が出ないようにしたい。予定が立てづらくなった。
・2020年のSFL(ストリートファイターリーグ)なんて、勝ったらドミニカという話だった。自分のチームはウメハラチームに勝たなければドミニカに行く出場権がないけど、「この時期ドミニカ言っていいの?」って調べてたり、ドミニカ行った後どうしないといけないのか会社に確認しないといけない。ドミニカに自分が行けないとなると、チームにも迷惑がかかる。そういう色んなパターンを想定した調整が嫌だった。ゲームの方で会社の事を気にしないといけない。
・そういうのがあって「ちょっと今はプロゲーマーに集中したいな」と思った。今自分がやってる活動が理解されると言っても、そういうのをいちいち調整しなきゃいけない。だったら、今お金に困ってるわけじゃないし、やりたい事を全力でやることが必要だと思った。
・安定しないから兼業でやっていたのもある。それは親にもそう見られてた。ALIENWAREの時にプロゲーマーでやっていきたいと言ったら、親に心配された。やっぱりプロゲーマーだけでやるのは心配だからやめてほしいと言われた。親も安心できるし、兼業でやっていくという話をして、親にも理解してもらった。自分のプロシーンでの活動を親にも報告してた。姉が甥っ子とゲームイベントを見に来て、親に報告してくれてた。
・そういうことがあったから「今は兼業でやるのはキツイ」「専業でもやっていける時代だから、専業でやらせて欲しい」と親に相談した。友達は『専業でやれば?』と言ってくれるけど、後々迷惑かけるのは家族だし、(友達の)面倒みるわけじゃない。だから一番相談しないといけないのは親とか家族。そこに、昔みたいな否定のされ方はしなかった。
・会社員でも、今はどうなるか分からない。会社の経営が持たなくて終わったりする。自分は兼業でどっちも伸ばそうと考えてきたけど、今はプロゲーマーの方が伸びて、そっちで成功すると自分の中で思ったから覚悟が出来た。正社員でも今は安定しない気がする。


【専門学校講師としてやったこと】
・プロゲーマーのセカンドキャリアをずっと考えて5年間やってきたから、色々こういうことができるというのが見えてきた。
・新潟の専門学校で特別講師みたいな感じでやってるけど、やって良かった。『プロゲーマーが専門学校で何を教えるんだ?』と思う人は多いと思う。もともと未来のゲームクリエーター、開発者を目指している子たちが、『これは面白いだろう』というゲームを自分で作ってきたりする。それをゲームが上手い人がプレイしたり、プロゲーマーに面白いと言って貰えることで、その専門学校の子たちのゲーム開発のモチベが湧く。そういうことで、ゲームのクオリティを上げてあげる役割として自分がいた。
・自分はゲーム開発の経験はないから、彼らに技術的な事は何も教えてあげられない。でもゲームをプレイしている時に自分達はこういう事を考えているとか、こういう機能があったらいいとか教えることはできる。このゲーム面白いよね、つまらないよね、ここはこうしたらいいんじゃないかみたいなフィードバックをする事で、彼らのモチベーションを上げてあげる事は出来ると思う。
・『専門学校行ってゲーム教えるの?』みたいな狭い考えじゃなくて、もうちょっと広く、プロゲーマーとしてきちんと価値のある働き方は考えればあると思う。


【新規を増やすのは難しい】
・(会社員時代の)自分の仕事は、とあるスマホゲーのマーケティング、運営に携わっていた。Twitterでの施策とかSNSの仕事を学べたから、そういうものを落とし込んでプロシーンに貢献出来たらいいなと思ってる。マゴとの番組をやったりもしてた。予算があるから、この予算を使ってこのゲームの継続率をどう上げるか?対戦型のゲームだから配信とかイベントとかやりましょうよって言って。
・基本的に、プロシーンにおいて新規を取ってくる施策は難しい。格ゲーやってる人達にしか届けることが難しかったりする。新規を増やすのは難しくて、普段やってない層が興味ある人にインフルエンサーになってもらうとか、そういうことをやって、新規の人が入ってきた時に継続してやって貰えるように自分達が教えるとかそういうことでゲームの面白さをより深く知ってもらうという感じになる。コラボとかよくやるのはそういう理由。


【子供がいたら出来ない立ち回りだった】
・もう36歳なので、ある程度こうやりたいと思っていても限界があったりする。自分のビジョンを縦って、それに沿って今後の人生が動いていくという感じになると思う。
・もし(結婚)相手がいるなら、その人の面倒をみないといけないけら変わってくる。でも独身。自由だから別にいいんじゃないっていう感じ。あとは、それに一緒についてきますという人を見つけるしかない。子供がいたら絶対的出来ない立ち回り。
・いっしょにやっていきたい企業があるので、まずはそこにアタックして話はする。
・あとは声をかけてきてくれた企業がいる場合は、こういうことをやりたいけど一緒にやります?と。
・自分が成功すると思ってやっていくしかない。正直どうなるか分からない。


【竹内ジョン選手について】
・(竹内)ジョンに関しては、相談には乗る。でもどうしていきたいか?自分で考えて欲しい。誰かの世話になりたいなら相談してもいい。そこは本人の事だし、自分も今は自分の事だけで精いっぱい。全部を面倒見ると、何も考えない子になっちゃうから、それをやめてねっていう。今はいいけど、30歳くらいになったらきつくなる。ジョンは自分で何とかすると思う。
・ジョンは大手eスポーツチームにいて、アミューズにもいましたとなったら、どこかつくと思う。
・俺がああした方がいい、こうした方がいいとか、全部言うのは違う。


【生活に困ってるわけじゃない】
(コメント:会社辞めたあとって、グダグダしやすくて無職期間伸びやすいから、気をつけてね)
・プロゲーマーだから何もしないわけじゃない。
・イベントとかの出演料も貰える。
・それが失敗したら貯金を切り崩していく。
・配信でも助かってたりする。だから結構気長にやる。
・このままTwitchでいく。国民健康保険ではなく、前の会社で使っていた保険を2年間任意継続する。


【プロゲーマーになるなら、親の理解が一番大事】
・自分にはゲームしかないみたいな感じでプロを目指してくる人は、やめたいなと思う。
・働き方はちゃんと色々あるから、それはちゃんと考えようよって思う。
・プロゲーマーで成功しなかったら、あなたどうするの?ってなっちゃうから。プロで絶対成功しないのに、お前なんでゲームしかないと思ったの?って。
・もうちょっと広く考えようよ、たぶんいい働き方あるよっていうのはある。そこのマインドを変えた方がいいんじゃない?っていうのは言ってあげる。
・もし仮に『これからプロゲーマーやります』と言われたら「いいんじゃない?やれば?」と言うけど、ただ親には確認とって、まず親を説得するところから始めるように言う。
・親がいいって言わない人に、プロゲーマーをやろうとは言わない。親の理解がプロゲーマーをやる上で一番大事。
・あとは、プロゲーマーのうちに身に付くスキルは何なのか、きちんと考えておくのがいいと思う。

・失敗した時にセーフティネットを考えるにも、会社員とプロゲーマーを同時並行して、プロゲーマーの方が上手くいくならそっちを優先していい。
・ミルダムは今のところはない。
・どういう企業と付き合っていくのかは大事。GEEKSみたいなところは頑張って欲しい。
・なるべく良い報告を出来るといいなと思う。
・JeSUをどうにかしていくというのも、一つの手だと思う。
・選手のうちは、選手で頑張りたい。4/17はエドでどこまで行けるか?みたいな。長期的に見て活躍出来ればいいなという感じ。4/17はフリーで名前にタグが付かない状態で出ると思う。


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