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2019年2月15日(金)~17日(日)にアメリカ・カルフォルニア州アーバインで開催予定の大型格闘ゲーム大会「Anime Ascension 2019」の競技種目に選ばれていた「ドラゴンボールファイターズ」について、”不測の事態”により急遽中止が発表されました。

「ドラゴンボールファイターズ」は国内外で人気の格闘ゲームですが、「Dreamhack Atlanta」「EVO Japan」に続き「Anime Ascention」でも競技種目から外れるという不可解な事態が続いています。

通常であれば、このような人気タイトルがコミュニティ主催の大型格闘ゲーム大会で採用されない事は考えにくく、ドラゴンボール関連の版権事業を手掛ける「東映アニメーション株式会社」が許可を出さなかったのではないかと海外の格ゲーコミュニティで話題になっています。
それだけでなく、東映アニメーションがアメリカの大会主催者に、cease and desist letter(知的財産侵害行為の停止通告書)を送っているという噂も流れており、コミュニティを破壊する行為だとして大バッシングを受けています。
EVO主催者のJoey Cuellar氏やプレイヤーのLeffen選手らも、「ドラゴンボールファイターズ」の競技シーンを取り巻く現状を嘆くコメントをしています。


過去にはアニメ「ドラゴンボール超」のパブリックビューイングがメキシコで行われた際に、日本大使館から現地政府に違法視聴をやめるように要請がありましたが、そのまま決行されたことがありました。
この時は、東映アニメーションが「無許可で放送するのはやめて欲しい」という公式発表を出していました。


格ゲーイベントの実況解説でおなじみ弁護士のUlrta David氏は、もしも大会主催者が「ドラゴンボールファイターズ」の大会を実施して、権利者がやってきた場合、無償で引き受けるというコメントをしています。



「Anime Ascension 2019」関連リンク
※Aksys Gamesはギルティギアシリーズなどアメリカアークシステムワークスのゲームを北米で数多く販売している会社ですが、アークシステムワークスとは別の会社です。