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2018-02-01 (1)


認定プロゲーマーは「賞金付きの非公認大会」に出ると処分?新団体に未公表の規約について聞いた

https://www.gamespark.jp/article/2018/02/08/78335.html
最近なにかと話題のプロライセンスを発行する団体「日本eスポーツ連合(JeSU)」に取材した記事が、GameSparkに掲載されています。

事の発端は、Twitter等でJeSUを猛烈に批判している木曽崇氏が、プロライセンス制度のレギュレーションに一部未公開のものがあると指摘したことです。
これについて2018年1月15日に配布された資料の内容が、GameSparkに掲載されています。
・大会主催者は大会運営方法を団体に提出。レギュレーションに沿っていることが確認できた段階で、団体から「公認」をもらうこととする。
・IPホルダー以外が大会を主催する際は、事前に当該競技すべてのIPホルダーから推薦をもらった上で、大会運営の方法を団体に提出。レギュレーションに沿っていることが確認できた段階で、団体から「公認」をもらうこととする。
・「公認」のない賞金付き大会に、ライセンス保持者が出場した場合、相応の処分が課せられる場合がある。
・少額賞金のコミュニティー大会には、団体とIPホルダーで協議のうえ、柔軟に対応するものとする。
以上のような規約が設けられていることをJeSUは認め、先日発表されたものはあくまでダイジェストであり、後日概要を公開予定とのことです。

JeSU認定プロゲーマーが「公認」のない賞金付き大会に出場した場合の罰則規定と思われる文言とともに、公認大会となるための条件についても記載されています。
選手に公認大会以外への罰則規定を設けた趣旨は、賭博罪に違反した大会に参加して検挙されることを避けるためのようです。これはマネーマッチなども含まれると解釈してよさそうです。

また、賞金付きの公認大会となるためにはIPホルダーからの推薦とJeSUのレギュレーションに従う必要があるそうです。
JeSUは既存のコミュニティ主導の大会を規制する意図はないそうで、準公認的な大会でJeSU認定プロゲーマーが参加できることを模索するそうです。

JeSUの活動に対しては様々な意見がありますが、グレーな部分が一切ない透明性のある運営を期待したいものです。



日本eスポーツ連合(JeSU)
https://jesu.or.jp/