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2018-02-01 (1)


2018年2月1日(木)に「一般社団法人 日本eスポーツ連合(JeSU)」の設立が発表されました。
これまで複数存在していた既存のeスポーツ団体が統合し、ゲームメーカーが加盟する団体からの全面的な協力を得た新設団体の誕生です。

JeSUは、2月10日(土)・11日(日)に幕張メッセで開催される「闘会議2018」にてプロライセンスが発行される第1回公認大会を実施します。

また、プロゲーマーの定義やプロライセンスの発行条件といった情報も公開されました。
プロライセンスの有効期限は2年間で、ライセンスを獲得・更新するためには講習を受けることが必須のようです。
また、既存のプロゲーマー対策と思われる「実績保有者へのライセンス発行」という項目が設けられており、格闘ゲームのプロゲーマーはおそらくこの規定でライセンスが取得出来るのではないかと思われます。
■プロゲーマーの定義
・プロフェッショナルとしての自覚を持つこと。
・スポーツマンシップに則り、プレイすること。
・プレイ技術の向上に日々精進努力すること。
・国内e-Sportsの発展に寄与すること。

■ライセンス発行対象者
以下全てを満たす者を対象にライセンスを発行。
・前述のプロゲーマーの定義に誓約していること。
・当連合公認大会において公認タイトルの競技で優秀な成績を収めること。
・当連合の指定する講習を受けること。

■ライセンスカテゴリー(2種類)
1.「ジャパン・eスポーツ・プロライセンス」
同ライセンスは、15歳以上、義務教育課程を修了している人を対象とします。
※但し、20歳未満は保護者の同意が必要。

2.「ジャパン・eスポーツ・ジュニアライセンス」
同ライセンスは、13歳以上15歳未満で、プロライセンス発行に値する人を対象とします。
※高額でない賞品の獲得は可、賞金は不可とします。
※15歳に達した場合は、本人と保護者の意思を確認した上で、プロライセンスを発行します。

■例外的ライセンスの発行について
「実績保有者へのライセンス発行」
ライセンス発行開始から過去にさかのぼり、公認タイトル大会で著しく優秀な成績を収めている人には、例外的にプロライセンス及びジュニアライセンスを発行します。
※但し、発行にはIPホルダーの推薦が条件となります。

■チームの取り扱いについて
・チームライセンスの発行
法人格を持ち、かつIPホルダーが実績を認め、当連合が承認した場合に発行。
※但し、別途定める誓約書の提出が必要となります。

・1名以上のライセンス保有者がいるチームは、公認大会へチームとしての出場が可能。
※但し、賞金獲得時はライセンス保有者のみに授与します。

■ライセンス有効期限
ライセンスの有効期限は2年間。
※なお、更新に際しては、eラーニングによる講習が必須となります。

■ライセンスの発行管理について
ライセンスはタイトル単位で発行。
また、以下3項目をベースに、当連合競技委員会内で競技し、ライセンス発行を行う公認タイトルを決定します。
・ゲーム内容に競技性を有すること。
・3ヶ月以上の運営・販売実績を有すること。
・今後もeスポーツ大会の運営予定を有すること。

https://www.inside-games.jp/article/2018/02/01/112492.html

2月1日時点でのプロライセンス発行予定タイトルは以下の6タイトルとなっています。

ウイニングイレブン 2018(PS4/PS3 コナミデジタルエンタテインメント)
コールオブデューティ ワールドウォーII(PS4 ソニー・インタラクティブエンタテインメント)
ストリートファイターV アーケードエディション(PS4/PC カプコン)
鉄拳7(PS4/Xbox One/PC バンダイナムコエンターテインメント)
パズル&ドラゴンズ(iOS/Android ガンホー・オンライン・エンターテイメント)
モンスターストライク(iOS/Android ミクシィ)


日本eスポーツ連合(JeSU)
https://jesu.or.jp/

「日本eスポーツ連合(JeSU)」設立を発表―同組織の考える“プロライセンス”発行条件は

https://www.inside-games.jp/article/2018/02/01/112492.html

「日本eスポーツ連合」設立 国内団体を統合 プロゲーマーの条件は

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1802/01/news100.html