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Combofiend




Combofiend: Crouch teching was intentionally removed in Street Fighter 5, high damage should aid traditional comebacks

http://www.eventhubs.com/news/2015/jun/28/combofiend-crouch-teching-was-intentionally-removed-street-fighter-5-high-damage-should-aid-traditional-comebacks/


eventhubsでコンボフィーンドがスト5について語った内容が記事になっているので、今回も翻訳して掲載します。誤訳や抜けている部分の訳等はコメント欄で指摘して頂けると助かります。



・ウル4と同じチームでバランス調整している
・ゲームが発売された時に出来る限り最高のバランスになるよう頑張っている
・スト5で我々が考えているのは『どのようにして人々をゲームに留められるか』
・ダメージが高いと、技術がない人でも何発かは攻撃を当てられるので、ずっとゲームに参加し続けられる
・スト4の大きな問題はダメージが低いこと。1F目押しができないと火力が出ないのさ
・もしそういう厳しいコンボができない人が、(1F目押しが)出来る人とプレイしたら、相手に触れてもそういう人たちと同じような火力が出せない。それは両者の間に大きな技術の差をつくってしまう
・我々はスキルの差を埋めたいんだ
・もちろん、時間をかけて練習すれば上達していくだろう。でもプロゲーマーみたいに多くの時間をゲームにつぎ込んでいない人が2つ、3つのコンボを出来て、どこでどのボタンを押せばいいか分かっていれば、その人が押すボタン全てに良い結果がついてくる。
・スト4シリーズにあったようなオプションセレクト(エミリオ式などの仕込み、自動2択など)はなくしたい。大きな成功を得るなら、自分がとる行動を信じるべきだ
・スト5で我々は、プレイヤーが相手を打ち負かすことに集中して欲しいんだ。コマンド入力が上手だから有利になるみたいなことじゃなくてね
・我々はみんなに『この昇竜は当たるだろう』とか『この技はリスキーだけど当たるだろう』って信じて行動して欲しい。そして当たれば報われ、当たらなければリスクの代償を支払うのさ
・(しゃがみグラップに関して)投げの優先度を高くしようとしてる。だからしゃがんで投げを入力しても、しゃがみ小キックじゃなくて投げが出る。



以上のような内容です。

スト5ではダメージが高めになっていますが、それはスキルのギャップを埋めるためにそうしているそうです。
ウル4は目押しが上手いプレイヤーとそうでないプレイヤーでは、1つのコンボだけでも大きな差がつくゲームでしたが、スト5はコンボが上手いだけで勝てるようなゲームにしないという意図がうかがえます。

また、オプションセレクトと呼ばれる"仕込み"テクをなくすことにも言及しています。
起き上がりのバックダッシュを狩る通称エミリオ式と呼ばれるテクなど、保険的な行動でダメージを取るのではなくちゃんと読み合いをして欲しいということでしょうか。
しゃがみグラップをなくしたことからも、そうした意図を感じます。