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カプコン、『バイオハザード4』などで写真を無断使用したとして提訴される―損害賠償請求は1,200万ドル以上に

カプコンが、女性デザイナーのJudy A. Juracek(ジュディ・A・ユラチェク)氏から、著書の写真を無断使用したとして訴えられました。
訴状によると、Juracek氏は自身の著書「Surfaces」の写真を「バイオハザード4」や「デビルメイクライ」など複数のゲームで無断使用されたと主張しているようです。

1996年出版の「Surfaces」にはJuracek氏が自分で撮影した1200枚の写真が収録されており、写真のデータが入ったCD-ROMも付属しているようです。
このデータを商用利用する場合には、Juracek氏に連絡してライセンスを取得する必要があるにもかかわらず、カプコンからは一切そのような連絡はなかったとのことです。

カプコンに無断使用されたと主張する数々の写真は、訴状にも記載されています。
「バイオハザード4」のロゴなどで無断使用されたと主張されています。

2020年11月に起こったカプコンへの不正アクセス事件で流出したデータの中に高解像度の画像や、流出したデータのファイル名が「Surfaces」のCD-ROMのファイル名と一致しているものが存在したそうです。
Juracek氏側は著作権侵害による最大1200万ドルの損害賠償と、使用された写真1枚あたり2,500ドル~25,000ドルの支払いを求めている模様です。
なお、現時点でJuracek氏側が把握している無断使用写真は80枚とのことです。


Judy A. Juracek氏の作品はAmazon等で入手できるようです。

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