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“逆境を力に”カプコン会長


7月21日(火)放送のNHK大阪「ニュースほっと関西」のシリーズ『逆境を力に』に、カプコンの創業者・辻本憲三会長が出演しました。
コロナ禍の厳しい状況を乗り越えるヒントを探るシリーズ11回目として、辻本会長と会社のエピソード等が紹介されました。

いまや世界的なゲームソフトメーカーとなったカプコンですが、辻本会長は失敗を恐れず世界トップクラスのものを作るという経営方針を語っています。


動画は下記URLで視聴できます。

・辻本氏「物づくり(ゲーム開発)は完全に2か月ストップしている。」「ただ、1~2か月で作るものではなくて、短くても2年半~1年半でやらなきゃいけない。何とか取り返せるだろうと思っている。」

・「ストリートファイター2」は海外展開を狙って世界各国のキャラクターが登場するように設計。1992年のスーパーファミコン版スト2発売で、会社の売上が前年の2倍に増加。
・辻本氏「どの国の人でも出来るものを作ってきた。これはやっぱり今、世界220か国にソフトを出している1つの要因になっている。」「やっぱり世界で通じるものにならないと。

・辻本氏はアメリカ・カルフォルニア州ナパのワイナリーのオーナーでもあり、ここにも辻本流のこだわりが生かされている。この土地は会社がアミューズメントパークを作ろうと手に入れたが、事業に失敗し会社の財務への影響を避けるため辻本会長が私財で購入した。
・ワイン作りを始めたものの、なかなか上手くいかず、全ての土を入れかえる大胆な決断をした。
・辻本氏「畑のプロがいて、彼らに見せると今の畑のやり方じゃダメだと。ダイナマイトでボンボン爆破させて(土の中の)石を全部掘り出した。」
・辻本氏「世界のトップクラスのものを作らないとダメだろうと。これはやっぱりビジネスの原点だと思う。
・畑づくりを一から始めて、毎年高い評価のワインを生産し、ナパの奇跡とも呼ばれている。

・カプコンは今、5Gの次の通信規格「6G」など新しい時代に対応した技術開発に取り組んでいる。
・辻本氏「先取りで環境を作っていくのが我々の仕事。どんどん失敗しながらやっていい。毎日毎日、失敗と分かるようなことをちゃんとやれと。

ウメスレ民が語るカプコン辻本一族の浅い話『辻本さんがモンハン生みの親ってマジ?』辻本会長『売れないものを作るなと言っている。経営陣の決定に従わなければ辞めてもらう。』