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5月8日(金)に株式会社カプコンの2020年3月期決算発表が行われました。
営業利益228億2700万円(前期比25.8%増)、当期純利益159億4900万円(前期比27.1%増)といった好調な業績とともに、2021年3月期に複数の大型タイトルを発売予定といった情報とともに、ストリートファイターを中心としたeスポーツ事業についても女子リーグやeスポーツアカデミーの創設に言及されています。

決算短信ではeスポーツ事業について以下のように記載されています。
将来の成長戦略の一つと位置付けているeスポーツビジネスにつきましては、プロ選手を養成する「eスポーツアカデミー」(仮称)の創設や地方チーム、女性リーグの設立を計画するなど、市場拡大を見据えて人材や資金の投入により地固めを行ってまいります。

決算短信では、現在の国内eスポーツシーンについて「種をまいている段階」「マネタイズするには中長期的なビジネスモデル構築が必要」「本格的な収穫の時期を迎えるには一定期間を要する」といった文言が並んでいます。



2020年3月期決算短信
http://www.capcom.co.jp/ir/data/html/result/2020/full/1.html

カプコン,2021年3月期に複数の大型新作タイトルを発売予定。工程の見直しなどで緊急事態宣言の影響による開発遅延をカバー

カプコン,2020年3月期の決算短信を発表。デジタルへの販売形態転換で3期連続の過去最高益を達成