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2020-01-26 (14)


2020年1月26日(日)の「EVO Japan 2020」ストリートファイター5アーケードエディションTOP8決勝の開始前に、カプコンの綾野智章が登壇しました。

綾野氏はeスポーツについてのカプコンのeスポーツへの姿勢を述べるとともに、「INTEL WORLD OPEN」の国内予選が3月21日から始まること、「ストリートファイター5チャンピオンエディションアップグレードキット」のダウンロードカードが店舗で発売されること等が発表されました。

綾野氏が語った内容は以下の通りです。
ゲームは、大人になったら「卒業」すべきものなのか?

綾野氏:
「いい大人がゲームなんて・・・」と、世間は言っているかもしれません。
本当にゲームは大人になったら卒業しなければならないものなのでしょうか?
いいえ、カプコンはそう思っていません。
ゲームの主人公と言えば、これまではゲームの中のキャラクターでした。
しかしいまやゲームの主人公は、それをプレイする人です。
ゲームをプレイする人がいなければ、それを見ようとするファンは増えません。
イベントや大会を主催・運営する人がいなければ、プレイする場が作れません。
すべては、今ここにいるひとりひとりがいなければなせない文化活動なんですね。
素晴らしい大会、素晴らしいゲームが目白押しのEVOなんですけど、こういったトッププレイヤー達が活躍できる場、そして多くのチャンス、そしてそれが正当に評価される偏見のない世界を我々は作っていきたいと思っています。

CAPCOMは2020年もeスポーツを推進していきます

綾野氏:
eスポーツといえば、大きな経済成長が華々しく注目されがちですが、それだけがeスポーツの側面ではありません。
「eスポーツは何だ?」と問われれば、それは人だと説きます。
一生懸命に競い合いプレイヤーはもちろん、純粋にゲームに興じる全てのゲームプレイヤーの姿は年齢も性別も人種も、そしてハンディキャップさえ超越したまさにスポーツの語源である”楽しむ”という意味そのものを体現するものです。
ゲーム文化はなんら規制されるものではなく、おおいに促進されるべきものなのです。
カプコンはストリートファイターを中心にeスポーツに注力してきましたが、昨年以上にプレイヤーが活躍できる場を提供していきたいと思います。

ストリートファイターでは、大きく2つの大会を実施しています。
プロが活躍するストリートファイターリーグ、世界に門戸が開かれているCAPCOM Pro Tour、そしてさらには草の根のコミュニティを支援していくためのカプコンeスポーツ認定制度を実施しています。
(ももち浜eスポーツ選手権大会とCAPCOM公認ロゴのスライドについて説明)
2020年は公認大会、イベントをどんどん増やしていきたいと思います。

「ストリートファイター5チャンピオンエディションアップグレードキット」新情報
・「ストリートファイター5チャンピオンエディションアップグレードキット」追加コンテンツダウンロードカードが2月10日(月)に店頭で発売決定。販売価格は3000円。抽選で60名に出演声優のサイン色紙やTシャツ、タオルなどが当たるキャンペーンも実施。

INTEL WORLD OPEN国内予選情報
・日本国内予選を3月21日から計8回実施。何回でもチャレンジ可能。
日程は3/21、3/28、4/4、4/12、4/18、4/25、5/2、5/9。決勝は5/16。

・8回の国内予選でそれぞれTOP8を選出。合計64名の選手が、5月16日に行われる国内最終予選に進出。国内最終予選で勝ち上がったTOP4が1つのチームを組み、INTEL WORLD OPEN東京決勝大会に出場。

・IWO東京決勝大会では、日本を含め世界から勝ち上がってきた合計8つの国と地域がグループを分けてダブルエリミネーションで戦う。

・勝ち上がった4チームがプレーオフとしてトーナメント形式で優勝を争う。


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