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2020-01-22 (3)


NTTグループ各社やスカパー,タイトーの共同出資で新会社「NTTe-Sports」が設立。eスポーツ分野でのICTを活用した設備の構築や運用,教育などを事業に

2020年1月21日(火)にNTT東日本が、「株式会社 NTTe-Sports」設立会見を行いました。
会見の内容は各ゲームメディア等で、詳細に取り上げられています。

NTTe-Sportsの副社長には、”かげっち”こと影澤潤一氏が就任。
かげっち氏はこれまで、「闘劇」や秋葉原での対戦会など、格闘ゲームイベントの運営を長年手掛けてきた格ゲー業界の重鎮です。

会見では、かげっち氏自身が、NTTe-Sportsの事業計画についてプレゼンテーションを行いました。
NTTe-Sportsの事業内容についてかげっち氏は、「ICTを中心としたソリューションにより、イベントを含めてeスポーツシーンを盛り上げていきたい。」と語りました。


質疑応答では、かげっち氏から以下のような回答がされました。

・5年で40億の売上を目指している。プラットフォームや教育事業を軸に考えている。
・地域の皆さんが抱える課題として遊休施設の利活用、これから建てる新施設をeスポーツで活性化できないか?という話があれば連携してやっていく。トーナメントやリーグは関連する皆様と協力してやっていく。
・AI実況解説は、どういったゲームのシーンについてどういったコメントをするのか自動的に出来る仕組みを作っていきたい。どういったシーンをクリップすればいいのか学習していって、今は人の手でスタッフのセンスでやっているところをAI技術で平準化してコストを下げていく。今はeスポーツイベントが首都圏に集中してしまっているが、安価に地方でも効率的に実現できるようにする。
・我々はeスポーツ大会を主催する会社ではない。自治体や企業と一緒になって大会を企画運営していく。すべてのメーカーに等しくeスポーツ業界を一緒に盛り上げていきたい。
・ローカル5GはNTT東西が推進していく。NTTe-Sportsは、ローカル5Gをeスポーツにどう活用していくか。その利点として、高速広帯域・同時多接続・低遅延。スマホでバトロワ系なら今のWiFi以上のスペックが出せる。競技シーンで生きてくる。観戦では、映像配信や4K、マルチアングルなど観るシーンでも効いてくる。


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配信アーカイブ
https://www.youtube.com/watch?v=VIDCouxX9ec

かげっち氏による会社説明




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