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カプコンは10月29日(火)に、カプコンの2020年3月期第2四半期決算発表を行いましたが、説明会資料として質疑応答内容が公開されています。
その中で、以下のようなeスポーツ関連の回答がされています。
Q.上期のeスポーツへの投資額が想定を下回った要因を伺いたい。
特筆すべき理由はありませんが、「Intel World Open」や「Capcom Cup」のような、下期以降に実施予定の大規模イベントに注力することが一因と言えます。

Q.eスポーツの成長に向けて指標となる数値があれば伺いたい。
現時点では、将来的にどれだけの収入が見込めるのか等は未知数であり、イベント集客や視聴者数の増加をはじめ、「ストリートファイター」への関心を持つ層を少しでも拡充することが先決であると考えています。

Q.インテル社主催のeスポーツ大会「Intel World Open」への「ストリートファイター」採用によりどの程度の収益影響があるのか。
当社としては、インテル社との連携により「ストリートファイター」およびeスポーツの認知度拡大に期待しているものであり、収益への大きな影響は特に見込んでいません。

Q.格闘ゲームの開発において、以前体制見直しを行ったと伺ったが、進捗を教えてほしい。
A.当社の主要IPとして見直しをかけましたが、開発組織は一度作り直せば安泰というものではありません。新体制においても、常にトライアンドエラーを繰り返しながら開発を進めています。


・eスポーツが将来どれだけの収入源になるのか分からない。
・まずはイベントの集客や配信の視聴者など、ストリートファイターに関心を持つ人を増やす。
・格闘ゲーム開発組織の体制見直しを行った。新体制でもトライアンドエラーで開発を進めていく。

といった内容です。
eスポーツ展開については以前から費用先行であると明言されていますが、開発の体制も見直されて、新体制で進めているとのことです。
「ストリートファイター5アーケードエディション」については、今週末の北米ファイナルと12月のカプコンカップで何らかの情報が発表されることが事前に告知されており、一体どのような発表があるのか注目です。

カプコン2020年3月期第2四半期決算発表、株主はモンハンアイスボーン爆死と判断か?eスポーツ事業については「依然として費用先行という状況が変わっていない」

http://chigesoku3.doorblog.jp/archives/56025018.html