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sukueni-yami


現在のゲームセンター業界の闇を分かりやすくまとめた動画を、遊楽舎ちゃんねるが公開しています。

スクエニを例に挙げて代表的なタイトルが取り上げられていますが、アーケードゲーム業界だけでなく、ゲーム業界全体にも共通するような内容も含まれています。
開発費の高騰とヒット率低迷のしわ寄せが店側にいくことで、ビデオゲームを中心としたゲーセン文化が将来消え去ってしまうことが危惧されています。





・最近はゲーセン業界を打ち出の小槌としてしか見ていない企業が結構ある。
・ろくでもない企業が2社あって、そのうちの1つはスクエニ。もう1社は消されるレベルの闇。
・アーケードゲームはずっと売り上げを上げ続けるのは難しい。
・DQモンスターバトルロードが大人気のままパッと切ったように、大人気のままユーザーが家庭でも遊べるという風にした方が伝説のゲームになるが、スクエニのゲームはすぐにサービス終了する印象を植え付けてしまった。
・カードゲームのロードオブヴァーミリオンで、3から4へのバージョンアップで筐体が変わらないにもかかわらず、前と同じカードが出て旧カードが使えなくして完全に爆死した。
・昔は基板を色々なメーカーが出していて値段も10万円程度だったので回収しやすかった。それが今は開発コストが増大して筐体代も数百万円以上になり、大きなところしか作らなくなった結果、メーカーに逆らえなくなった。
・高額な筐体を買ったのにすぐ家庭用を出されると殺意が湧く。
・アーケード版がβ版みたいなところがある。アーケード版になかった要素が盛りだくさん、家庭用専用キャラを追加するのはやめて欲しい。
・セガとバンダイは店側に利益が出るものを作ろうとするし、失敗してもフォローする努力をしてくれる。
・筐体の中にPS4が入ってて、最初から売れたら家庭用を出そうとするアーケードゲームはダメ。
・ゲームは何が当たるか分からないところもあるが、面白いかどうか決めるのはプレイヤー。ダメだという声があがってきているなら素直に耳を貸した方がいい。
・スクエニはコケるゲームが多すぎる。店側が買ったゲーム機を金銭面で責任を取るが、それをスクエニに言えない仕組みが出来上がっている。
・ゲーセンをビデオゲーム中心で続けるなら、リース契約にした方がいい。そのかわり通信手数料などを取り、売り上げの一部が店舗にいって、修理代や筐体代金はメーカー側が負担する契約にしないと今のヒット率では無理。
・このままではゲーセンという文化は日本からなくなる。機械を買うお金が物理的になくなってしまうから。
・メーカーは昔のように、失敗しても許してくれると思わないで欲しい。開発コストが高いかもしれないが、店側の導入コストもすさまじく上がっている。
・このままいくとゲーセン=UFOキャッチャーの店になる。
・メーカーはプレイヤーの意見をもっと聞いた方がいい。建設的な意見もあれば暴言みたいなものもたくさんある。でもその中にはダイヤの原石みたいなものが結構ある。そのまま取り入れたらゲーム性が崩壊する可能性もあるが、それをよく考えて開発でろ過したらいい素材になる、ヒントになるものがたくさんある。
・スクエニはFFやDQとかのキャラクターコンテンツだけで食ってる会社になりつつある。新しいジャンルに飛び込もうとしてことごとくコケていて不安。