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2019-06-04 (2)

『鉄拳7』のプロゲーマーによるWEB番組【鉄プロTV Season2】の第2回が、2019年5月29日(水)19時より放送されました。
番組ではバンダイナムコエンターテインメント公認プロゲーマーの「億千万京兆」こと原田勝弘氏が登場し、JeSU(日本erスポーツ連合)やプロライセンスについて様々なことを語りました。

以下、原田氏が語った内容まとめです。

【JeSUとプロライセンスについて】
・大会に参加しないカジュアル層も、大会に参加するプロも、共通の目指しているのは自分が好きなものを最大限盛り上げたい、盛り上がりたいということ。
・そのうちのステップの一つがプロライセンスという位置付け。それが絶対ではなく、手段の一つ。プロゲーマーの定義自体に価値を置いていない。
・最終的に盛り上がってステークホルダーが増えればいい。お客さんも株主も作っている人も、皆がハッピーになれば一番いい。経済がもっと大きくなれば楽しむ意味でも利益という意味でも、もっと恩恵がある。そこを目指している。
・レーティングのESRBやCEROは、何歳以下には売ってはいけないとか言われるが、法律ではない。国が法律で縛らないと上手くいかない世界は、あまり良くない。あれはCESA等のゲーム業界が作った団体が、自主規制としてやっているものが定着した。絶対守らないといけないものではない。
・JeSUはCESAとほぼ同じ。JeSUは急に現れた何者か分からないものではない。パブリッシャーやゲームデベロッパーなど昔からこの業界を作ってきた会社が立ち上げたものの一つ。だからといってそれが全てを支配しているわけではなく、賞金を渡すための手段の一つ。
・法律でしか区切れないものが出てきて、がんじがらめになる前に、自分たちで自主規制と、持っていきたい方向の流れ、政府へのロビー活動等をするために一つにならないといけないといったところから生まれた。
・シーンを盛り上げるための手段の一つでしかない。ライセンスを持っている、持っていない、アマチュアだとか関係なく我々は全力でこの業界を盛り上げていかなければならない。
・実況中継の人も、我々からすればプロだし、それは定義をしていないだけであって、報酬が発生していてニーズがあれば、プロと名乗っていいし我々が決める事ではない。
・アーケード時代から大会を開いてイベントとかをガンガンやっている人の集まりなので、そこが全く分からない人たちじゃない。
・民間で起きていることは、民間で流れを作っていって、一つのガイドラインとして法律や条例があるのかもしれないが、それありきで世の中が動いていくというのではない。問題になった時に潰されるかもしれないので、自主規制団体が出来たりしている。
・法的なことをクリアするためのものではなく、盛り上げるための手段の一つ。

【ライセンスの価値を高めたいか?】
・プロライセンスを価値のあるものにしたいのであれば、もっと独善的なものになるはず。海外に行けば賞金の問題は関係ない。日本国内での問題をクリアするための一つの手段。
・eスポーツと言う以前に、ゲームの社会的地位が日本では圧倒的に低い。欧米ではホビーとして立派に認められていて、エンターテイメント性の強いプレイヤーに大きなお金が動いたり、欧州では文化人として扱われたりする。日本はそこがすごく弱く、すぐには変えられないが、何らかの分かりやすい形を作って理解させやすくする効果は大きいと思う。
・希少価値を出そうとかいうわけじゃない。日本人が好きな英検○級みたいな分かりやすい基準があれば、目安になる。ライセンスを持っていなくても海外で活躍していたり、実況中継でやっている人もいるので、我々としてはあまりそこにこだわっていない。
・ライセンス持ってる人の数はどんどん増えてくれた方が、それだけ目指す人が多いということだから良い。

【企業側がプロライセンス選手に求めるもの】
・尖った個性が欲しい。専業、兼業、ただ上手くて取ってしまったなど色々な人がいていい。とにかく鉄拳というゲームに対してどう関わりたいか、どうしたいか話して、一人一人にこういう方向でいきましょうという後押しはしているつもり。こうでなくてはならないという像はない。(バンナム・安田イースポーツ氏)