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eyesjikkyoron

LoL(リーグオブレジェンド)の実況者として有名なeyes氏が、自身の実況論を語った内容をまとめた動画がYouTubeに投稿されています。
eyes氏と同じように格ゲーの実況者も、同じような努力をしている姿が想像できるのではないでしょうか。


以下、eyes氏が語った内容です。

【すっとぼける技術】
・実況が解説に『そうですね』と言わせたらダメ。テンポが大事。
・解説者はすごく知識を持っているが、画面に映してあげないと喋れない。実況も振ってないと不自然。
(リプレイ映像とセットで解説者に喋らせる)
・実況者が「○○は○○で○○なんですよね~」と全部言ってしまうと、『はい』しか言えない解説者になってしまう。それは聞いていてつまらない。
・解説者にどう喋らせるかを一番気にしている。

【実況の練習法】
・英語圏の実況を聞いて、声の抑揚などを参考にした。
・自分の実況を、家に帰ってからチェックする。自分のトークに対してどんなコメントをされているのか確認する。

【試合中に伝えたい事】
・まず、プレイヤーの考えを伝えようとしている。なぜその行動をとったのか?なぜそれをしなければならないのか?という話から、システム面の話に繋げる。
・戦略的なゲームだと、実況と解説が両チームの勝ち筋を共有しているのが大事。そこからずれたからこうなったよねというトークになるよう共有しておくべき。
・ポイントはどこか?どっちが今勝っているのか?は気にかけている。選手達の駆け引きややり取りが面白いと伝えたい。
(一番上に選手がいるというのが大前提で、そこはぶれてはいけない)

【選手の呼び方】
・普通の実況者は『選手』とつけない。そう言う人は少ない。

【弟子を取る理由】
・人を増やさないと、自分の体が壊れてしまう。
・自分が培ったスキルを伝えていかないといけない。より良いものを見ている人に伝えることが一番大事。
・自分が培ってきたものを渡すことで、それにプラスして自分自身の思いもブラッシュアップしてくれる連鎖ができれば、より良いものが出来る。

【描写とは】
・局所描写と全体描写を使い分ける。
・『○○はバロンを止めに行っている』という広い範囲の状況が全体描写、『プレイヤーAはプレイヤーBを止めている』という狭い範囲の描写が局所描写。
・仕掛ける技は何か?ということにも注目する。
・体力の少ない敵に注目するのも局所描写。
・意識的に専門用語を減らして分かりやすくした。(イニシエートと言わずに、突っ込んだと言うetc.)

【実況でつらいこと】
・配信のコメントでグサリと刺さるものがある。見ている人のコメントを見て会話できるのが逆に楽しいこともある。

【実況で嬉しいこと】
・『この人の実況でより楽しく見れたよ』っていうコメントがあると、嬉しくてその放送を何回も見てしまう。
・代々木でやった時に、会場でウェーブをやろうと扇動して皆がやってくれた観客に感謝したい。
・キャスターをしていなかったら、こんなに人と会わなかった。だからこそ人と会うのが嬉しい。