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元カプコンで「ストリートファイター5」のプロデューサーを務めていたこともあるDeNAの杉山晃一氏が、先日発表された『(プロゲーマー兼スクウェア・エニックス勤務の)ネモ選手が専門学校の特別講師に就任』というニュースに対して、自身のフェイスブックで意見を述べています。

プロゲーマー・ネモ選手が、新潟コンピュータ専門学校の特別講師に就任!!



杉山氏のフェイスブック投稿内容


杉山氏は、伝説の格ゲー『御意見無用』も例に挙げながら、自身のゲーム開発者としてのキャリアを踏まえた上で
ゲーム開発には、ゲーム開発のプロが存在し、プロデューサーの掲げるビジョンと、ディレクターの考えるゲームデザイン、アート、サウンドなどを実現するプログラマーの力量、その総合力をどう引き出せるかが、ゲーム開発の肝だと、私は考えています。
とコメントしています。

その上で、ネモ選手のようなプロレベルの技術を持つプレイヤーのゲーム会社での仕事について
プレイヤーの意見は貴重だし、細かなバランス調整などは頼るべき存在でもありますが、彼らはplayingのプロであって、creativeのプロではありません。もしその辺を履き違えて、彼らが持ち得ていない職能を求めるのであれば、それは酷ってものだし、生まれてくるゲームがかわいそうです。
プレイヤーのキャリアパスが開拓される、という点では新しい試みはwelcomeですが、ちゃんと彼らの能力を正しく活かせるかどうかまで考えた上で、ゲーム開発というか、エンタメに向き合ってもらえればいいなと思います。

と自身の意見を述べています。

杉山氏は2008年にカプコン入社後、2012年に管理部門からプロデューサーへの転身という異例の経歴でストリートファイターチームに合流しています。
様々な経験をしてきた杉山氏だからこそ、求められるスキルと本人の能力がマッチしないと残念な結果になるという事を伝えたかったのでしょうか。
プロゲーマーのセカンドキャリアを考える上でも、こうした考えは参考になりそうです。



杉山氏のDeNAでの仕事については、ファミ通の記事で半年ほど前に取り上げられていました。
https://www.famitsu.com/news/201810/23165272.html

スト5のプロデューサーだった元カプコンの杉山晃一氏、現在はDeNAでeスポーツ関連の仕事をしていることが判明!!「賞金だけでなく技術や腕前を見せる場所、“共感”が大事だと思う」