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2019-02-17 (24)

「EVO Japan 2019」の鉄拳7部門で優勝したArslan Ash選手が、パキスタンから日本に来るまで幾多のトラブルに見舞われながら3日かけて来日し、ギリギリで会場に到着していたエピソードが明らかになりました。

所属チームvSlash eSportsの創設者Albanna氏がTwitterで明かした情報によると、Arslan Ash選手はパキスタンから日本まで3日かけて飛行機を乗り継ぎ、自身が参加する鉄拳7のプール開始直前に会場に到着していたそうです。
Arslan Ash選手が日本のビザを取得した日、所属チームのvSlashがタイ経由で福岡に行く14日の便のチケットを手配した。
14日にパキスタンの空港で、乗り継ぎが12時間以上かかるかもしれないので渡航を許可されなかった。
チームは別の便を予約することにした。
16日着でパキスタン→マレーシア→韓国→福岡という経路のフライトにしたが、別の問題が発生した。
マレーシアの空港で韓国行きのフライトを、韓国のビザがないため許可されなかった。
空港のインフォメーションのアドバイスで、直接マレーシアから福岡に行くことにしたが、そのようなフライトがなかった。
そのため、マレーシア→羽田、成田→福岡のチケットを予約した。
ようやく羽田に到着するも、Arslan Ash選手は日本の空港で円に両替するのを忘れていたため、羽田から成田へのバスに乗れなかった。この時、16日(土)の午前2時。
希望が断たれ涙するArslan Ash選手、しかし羽田→福岡の16日午前9時ごろ着の便が見つかり、プールが始まる10時に会場入りできた。


日本へ渡航するためのビザ取得も当初却下されインビテーションレターを求められたとのこと。

Arslan Ash選手は幾多の困難を乗り越えて「EVO Japan 2019」に参加し、トーナメントの途中でルーザーズに落ちたもののそこから勝ち続け、グランドファイナルでは見事リセットの末、フィリピンのAK選手を破って優勝。鉄拳7の競技シーンでは珍しい150万円という高額賞金を手にしました。

海外の大会に出場するには長時間のフライトなど現地に到着するまでの「0回戦」がありますが、0回戦敗退の危機を乗り越えての優勝。
今後の大会での活躍も期待されますが、パキスタンにはArslan Ash選手と同レベルのプレイヤーがまだまだいるそうです。
パキスタンをはじめ、これまであまり注目されなかった国や地域からまだ見ぬ強豪が出てくることに期待したいものです。