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SonicFox


20歳の若さでこれまで多くの格闘ゲームで輝かしい成績を残し、最近では「EVO 2018」の『ドラゴンボールファイターズ』部門でGO1選手を破って優勝するなど、格闘ゲーム史上最高の才能とまで言われる天才SonicFox選手(本名:Dominique MaLean) 。

そんなSonicFox選手は、現在ニューヨーク工科大学でコンピューターサイエンスを学ぶ現役大学生です。大学のWebサイトにも、SonicFox選手の紹介ページが掲載されています。

Student Profile: Dominique “SonicFox” McLean


彼が13歳の時、熱狂的なゲーマーのドミニク・マクレーンにはオフラインの大会に誘う友人がいた。
マクレーンはすぐに夢中になり、それ以来彼はプロゲーマーとなっている。
彼は現在、彼が自分で彼自身のために作ったオリジナルキャラクター”SonicFox”という名前で戦っていて、毛むくじゃらの青い狐の帽子は、彼のトレードマークになっている。

ニューヨーク工科大学の2年生であるマクレーンは、世界最高の格闘ゲームプレイヤーの1人となり、おそらく多くの大会の「モータルコンバットX」部門で優勝していることで良く知られている。
彼はまた最近リリースされた「Guinness World Records 2018 Gamer’s Edition(ギネス世界記録2018ゲーマーズエディション)」に最も多くの収入を得ている格闘ゲームプレイヤーとして記載されている。その記録には今のところ、彼の最大の勝利である12万ドルの賞金(ESPN2で生中継された“Injustice 2” Pro Series Grand Finalsの優勝賞金)すら含まれていない。Injustice 2の大会はCWドキュメンタリー最新シーズンでMachinima’s Chasing the Cupが取り上げられた。マクレーンは10月末に始まりTBSで放送されるELEAGUE’s “Injustice 2” World Championshipに出場する。(この記事が書かれたのは2017年10月頃のようです。)

マクレーンは通常、月に1〜2回、週末に国内の大きな大会に参加する。
その間の練習について彼は言う。『家に帰るだけで終日ビデオゲームをします。僕のスケジュールはなんとかなるので、講義で勉強する時間がとれます。僕は学校を第一に考えています。金曜日は講義がないので、木曜の講義の後に大会へ飛び立ち、日曜の夜か月曜の朝、講義が始まる前に戻ってくることが出来ます。』
彼はまた、ブルックリンのNext Level Arcadeで毎週行われる“Battle Circuit” にも参加する。

マクレーンの獲得賞金は学費を支払うのに十分すぎるほどあるにもかかわらず、彼はまだ学校と彼の将来を真剣に受け止めている。彼はかなりの金額の奨学金(generous scholarship)のオファーを受けたのと、彼のゲーム友達の多くがニューヨークにいたため、ニューヨーク工科大学に入ることを選んだ。
McLeanは、コンピューターサイエンス専攻として、いつか自分の格闘ゲームを作りたいと考えている。
Javaでいくつかのことがビデオゲームに変換される可能性がありますが、私はビデオゲームのデザインのクラスを取りたいと思います。

マクレーンはニューヨーク工科大学がeスポーツチームを立ち上げ、成長を続ける競技ゲームの世界で足場を得るアイデアを称賛する。
『eスポーツチームは 一体感があって素晴らしいと思います。どんなゲームイベントに行くのも最高の体験の1つです。なぜなら多くの面白い人たちに出会うからです。』



大学での勉強を疎かにせず、プロゲーマーとして世界トップレベルの活躍を続けるSonicFox選手は多くの若手プレイヤーのお手本となる存在でもありますが、自分の手で格闘ゲームを作りたいという願望もあるようです。





SonicFox選手のプロフィール(格ゲープレイヤーwiki)


「EVO 2018」のインタビューでは、新しいゲームに挑戦する意欲を語っています。
新しい格ゲーはとりあえず触ってみるという姿勢のようです。

[EVO2018]もっと多くの日本の人とコミュニケーションを取りたい――「ドラゴンボール ファイターズ」部門優勝,SonicFox選手インタビュー