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2018-04-23 (1)


東大卒プロゲーマー・ときど選手が、情報番組「SENSORS」に出演しました。
その時の動画が、YouTubeにアップロードされています。





Q.プロゲーマーに向いてる人は?
「妥協」が必要になる。好きな事だけやってるわけにはいかない。スポンサーやファンからの要求に応えながら表現できる人。
格ゲーは総合力のゲーム。反射神経も問われるが、操作技術や極限まで追い詰められて画面端でガードを固めて、一瞬のスキをうかがって反撃するメンタルのトレーニングも必要になる。
(ゲームのために体を鍛える?)集中力をつけるために体から入るものだと思う。
妙にこだわりの強い人が多くて面白い世界。人が面白いというのは、社会にもアピールできる良いところ。


Q.プロゲーマーの日常
大会がない時は練習の虫。
ジムに行って体を動かしてからじゃないと集中状態に入れないという思い込みがある。
午後から出稽古にいく。みんなで曜日ごとにここに集まって練習しようという場所が、都内に5、6か所くらいある。それが昼から夜まで。
休憩中にゲームをやることはない。移動中に携帯ゲームをやることはある。ファイヤーエンブレムとか。
出稽古場所には8時間くらい滞在してて、実際にゲームをするのは3時間くらい。
ものすごく集中してる状態は20~30分くらいしか続かない。年齢的にも継続出来なくなっているので、休憩は十分に取るようにしている。
皆がいる場所でいると、休みつつぼんやり眺めながら新たな発想を貰ったりする。
オンラインだと人の対戦を能動的に検索して試合を見ないといけない。
オフならコミュニケーションも出来ていい。
オンラインでは、島根にいるすごく強いプレイヤーと対戦したい時にオンライン対戦するとか、めったに会えない人とする。


Q.学歴とプロゲーマー
研究内容自体はゲームに生かされていない。
生かされていると思うのは、上の人がものすごい情熱をもってやっていること。
自分のやりたいことを自信をもってやるのはかっこいいことなんだというのは、そういう場で学んだ。
就職していたら、当時切磋琢磨してた人達がプロの道を進んでいる。5年後、10年後に業界が発展してバチバチやりあってるのを普通の社会人として見たら、やりきれなくなると思った。
親もミュージシャンを諦めて固い職業についたので、分かってくれたと思う。
頭ごなしにゲームを悪いものだと決めつけないで欲しい。ただバランスは大事なので、四六時中やってる状態はどうなのかなと思う。


Q.ゲームというスポーツ
スポーツだと思ってやっている感覚はない。
ずっと昔からやってきたことが、周りにスポーツとして認識するようになってきただけ。周りが変わっただけで、自分たちは変わっていない。
eスポーツと呼ばれるようになって、おばさん世代からの見方が優しくなった。感謝がある。
呼ばれ方がそうなっただけで、中の人たちは格闘ゲーマーだし周りの味方は変わるかもしれないけど、自分たちの歴史や考えは大切にして周りに正しく理解してもらうようにしていかないといけない。


Q.コンピューターと人間の対峙
格ゲーが出てきたときからコンピューターに人間は勝てない。
人間が反応できる速度を越えて反応するので、ゲームにならない。
勝ち負けそのものが楽しいというより、対戦する人間同士の背景が面白い。熱いストーリーがあるから楽しく見える。
コンピューターvsコンピューターだと、それが見えづらくなる。プログラムを書いた人たちの背景があったら楽しいと思う。


Q.将来の展望
プレイヤーとして100%やっていて、他の事はあまり考えたくない。
まだ自分自身がNO.1だと思ってない。
自分より歴史があってゲームの中でも強くて影響力、存在感がすごく大きいプレイヤーがいる。
そういう人達に並んで追い抜くということしか考えられない。
後進の育成とか言われるが、そこは妥協できない。
いつかは自分が格ゲーの中でNO.1だぞと言える自信をつけたい。
カズ選手はサッカーが目的なんだなと思う。手段にしてない、サッカーが好きだから俺はサッカーをやってるんだぞというのが伝わってくる。
教える側の人も必要だとは思う。でも現状、NO.1のプレイヤーになりたい。そこに向けて今はわがままを言わせてもらいたい。
ドーピング検査とかは今はない。今の大会はみんなの善意で成り立っている。ビジネスになって間もない。大会なんて成ってない状態。みんなゲーム好きだから分かるよね?という状態で成立している。







SENSORS公式サイト
http://www.sensors.jp/