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2018-03-12 (1)


3月11日(日)に、ウメハラ選手が近況振り返りの「家」配信を行いました。
ウメハラ選手、ふ~ど選手、折笠氏といういつものメンバーで行われた配信で、最近のイベントについて余すことなく語られました。
その中で、「獣道弐」について語られた部分を一部抜粋して、この記事で紹介します。

配信アーカイブ
https://www.twitch.tv/videos/237606343


以下、獣道関連のまとめです。



練習相手は大谷選手
・ウメハラvsときどの対戦は、2月末くらいまでと両者で約束していた。
・ウメハラ選手の作戦は、大谷選手を鍛えるというもの。
ウメ「若いから吸収力もあるし、付き合ってもらうことで相手にとってもプラスがないと申し訳ない。とにかく俺が持ってる情報を全部大谷に教えて、対戦してる時もこういう意図でこれをやったとか、ここを意識して変えてとか全部言って、大谷強化から始まった。

・ときど選手との対戦の約束期限が来るまでにウメハラ選手が大谷選手を鍛え上げて、最後のラストスパートを大谷選手の地元・富山に行って詰める予定だった。大谷選手が不動の件で東京に来ることになったので、オフ対戦を東京でやった。
ウメ「練習相手は大谷、りんたの2人

・今までは「強い人と練習する」だったのが、「強くする」だった。
ウメ「強くして練習相手として張りがある状態までもっていくのが出来るのかどうか実験した。でもそれしか手がなかった。」

・ウメハラ選手が酒に酔って、練習相手の大谷選手に厳しいことを言った。
ウメ「わかんないけど、ニュアンスとしては、俺はあとがないと思ってこの10先を毎回やってるんだから、ただでさえ実力の開きがあるのに、次頑張ろうとか思ってたらダメだろ、お前も本気でやれとか。」
ウメ「普通なら自分だけの情報にしちゃうような結構重要な攻略情報を教えていった。(大谷選手は)若いし飲み込みが早くて変わっていった。」

ニュートラルの理由
・理由は、下がらないため。
しゃがみガードの欠点は、立つまでに時間がかかること。(くらい判定も大きくなる)
ウメ「ソバット一発うつのに、1~2Fのロスがある。空投げとかも。サマーだと斬空でタイミングをずらされたりする。くらい判定をでかくして、立つまでの時間を遅くするほどのメリットがしゃがみにないと思い始めた。あの組み合わせは立ってる方がいい。立つということはニュートラル、前歩き、後ろ歩きの3パターンしかない。」
ウメ「普通にやれば、画面端に行った時以外、ガイルは負けない。中央にいるためにニュートラルだったり前歩きをする。前に歩くと相手の技を食らっちゃう。ニュートラルは、俺の感覚からすると『立って待ってる』。普通はガイルはしゃがんで待つ。(しゃがむとデメリットがあるから)」
ふ~ど「ときどの立ち大Pがスカりまくってた。あれが立ちとしゃがみでガードかスカるかがだいぶ違う。そこまでやるの?ちょっとキモイなと思ってた。」
ウメ「しゃがんでると、移動が絶対遅れる。豪鬼が攻めてきたから距離を離したい、豪鬼が下がったからそれにあわせて前に歩きたいとか、なんでもいいけど移動は一番ニュートラルからがスムーズなはず。モニターのラグが1~2Fあるとみんな発狂するのと同じように、しゃがんでいるとそれがロス。」
ウメ「しゃがんでいるメリットがないとダメ。ソニックモードに入る時はしゃがむ。ソニックモードは、ガイルにとって究極の攻めモード。あれは待ちじゃない。ソニック連打はコマ投げを重ねに行くような行為。安全にいきたいならソバットとかになる。ソニックは、相手が積極的に来ない時の最大のリターン行動。その状況を作るまでの布石が色々必要。ときどがソニック見てから竜巻やってくるモードに入った時に、いち早く『ダメだよ』とソバット当てられるのが、立ち状態。」

・立ち大Pが届く距離でニュートラルは絶対しない。
ウメ「この位置はキープしたいけど、しゃがみたくない。行動が遅れるから。」
ふ~ど「ニュートラルからガードが上手すぎたのが問題。」
ウメ「歩かれた時点で、こっちの予測が外れてる。下がるかな、様子見るかな~でニュートラルにしてる。小さな読みあいだけど、俺の負けだなと思ったらしゃがむ。結果として直前ガードになって竜巻ガードしたりした。」

最初からEXサマーを撃った理由
・プロゲーマーの中で、ウメハラ選手にとって、ときど選手は繋がりのある関係。絶対に負けられない姿勢を見せる必要があった。
ウメ「お互いにクリーンな試合を目指して、攻略を出して、勝っても負けてもニコニコとかじゃない。何をしてでも勝つということだった。それをときどと視聴者に分かって貰うためにも、当たるなと思ったから開幕から、やりにいってるよ、と。」
ふ~ど「勝ち負けじゃなくて、互いが納得するプレイで終わる内容の争いだと思った。勝てばいいや、というプレイを見せてほしかった。いきなりそれが一番最初にきたから、超見れる!と思った。」
ウメ「負けたら俺の立場変わるな・・・と思ってその日を迎えた。ああいう勝負で負けたら、徐々に政権交代の道を歩むことは分かってたから、100%勝つためにやらなきゃいけない試合。画面の中で何をしても許される。ニュートラルも勝つためだった。EXサマーもこれが一番勝ちやすいと思ってやった。」
ウメ「ときどが終わって悔しそうにしてるのは分かってる。それでも、俺の方が負けられなかったけどね?と思ってる。俺が負けたら悔しいじゃすまない。悔しいで済むならいい。」
ふ~ど「もしも負けたら酒を飲みながら配信はない。強いから飲める。側近として面白みを感じることがなくなる複雑な気持ちがあった。」
ウメ「勝った時に、まだ格ゲーやってていいんだなぁと思った。やられるとしたら、ときどだと思った。」
ふ~ど「このタイミングであの実績で来たことに物語がある。」
ウメ「10先は最後のダブルアップ。10先は、準備期間があって試合数も多くて、その時点ではそいつの方が強いというのがはっきりする試合形式。EVO優勝、カプコンカップ準優勝、最後に10先で勝つとチェンジになっちゃう。」

・近年の屋形越えチャンスは、ももち選手・ときど選手だけ。
ウメ「普通の組み合わせで、準備期間が1~2か月あれば10先はやる。」
ふ~ど「メナ(MenaRD)に負けてもお屋形様。今回のときどウメハラは違う。」
ウメ「お金のかかってない、CPTとかも関係ない野試合の延長みたいな勝負で、ときどが負けてショックを受けてたのを見て、格ゲーマーはやっぱここなんだなよなぁと思った。プライドかかってるのが一番くるんだろうなぁって。」


ウメハラ選手から見た、ときど選手の考え
・ウメハラ選手は、ときど選手に試されていると感じていた。もし負けていれば、ときど選手は自分が未熟だったせいで過去のウメハラを美化していた。過去のウメハラを否定しきれないところがあった。
ウメ「ときどの方が実績もすごいし、インフィルの時なんか昔の話だし・・・ってさぞかし言われてるだろうなと思った。実際に見たわけじゃないけど。いつまでも過去のウメハラの幻想に取りつかれてないで、ときどは十分強いんだから自信をもってやれみたいな。ときどはたぶん抜け切れてない。過去を美化することはある。あの時の俺間違いだったのかなぁ・・・とか。もし本当に気のせいだったら、これから自信をもってやっていけるという葛藤があったんじゃないか。そういうのがずっと俺の中であった。」
ウメ「ときども周りも勝負だっていうけど、俺は『確認しにきたな』と思った。アレなんだったの?アレって俺の気のせいですか?っていう感じで来たと思った。あの時は僕がまだ未熟だったから、すごく強く見えただけなんですかとか。俺は試されていると思った。ときどが勝ったら、『俺が未熟だっただけだけで、大きく捉えすぎてたんですね。あっ、ウメさんありがとうございました!』で終わると思った。そう思われるなと思った。否定しようと思えばこんなの一刻も早く否定するべきだけど、あの記憶があるから否定しきれないみたいな。」
ふ~ど「否定ゲージすげー溜まってましたよ、たぶん。」
ウメ「あともうちょっとで否定することが出来るっていうのがあったと思う。大一番だなと思った。インフィルの時みたいに出来るのかなっていう不安ももちろんあった。自分も確認したかった。あの成長したときどに勝てるのかな?って。」
ウメ「(確認してみて思ったのは)格闘ゲームへの感謝だね。本人が不安でも、積み重ねたものがあるから出るんだよね。歩き投げとかしに行くべき時に、俺の不安とは別に勝手に手が動いてここは投げにいけるとか判断してくれる。負けたら取り組みを疑う、一からやり直しなんだけど、この取り組みでいいのかなって。」

ときど選手が泣いた時の感想
ウメ「そこまで賭けてるんだなって嬉しかった。またこれでコイツのファンが増えるんだなと思った。(笑)。ゲームの中でくらい勝ちたかったって言うけど、俺は格ゲーなかったら人生嫌になっちゃうから。あいつが勝手に思ってるだけで、世間から見たらどう考えてもあいつの方がいい。」


獣道が人を強くする
・ウメハラ選手は、こたか商店。選手を歴代最強ガイルと評価。獣道であそこまで伸びたと考える。
ウメ「ガイルはあのようにあるべき。ガイルは飛んだらガイルじゃない。ジャンプを否定するわけじゃない。Tホークなんてポゥポゥポゥポゥ言ってりゃいいと思う。ジャンプそのものはいいんだけど、飛んでいいキャラといけないキャラがいる。スト2のガイルはいかに飛ばずに構成するかが大事。ディージェイ戦は飛びたくなる。それをせずに裏拳でエアスラとの削りあいをした。裏拳は溜めを解除しないといけないから、勝負行動。ジャンプは昇竜パナシみたいなもん。裏拳はミドルリスク。ルールの中で博打をうつのが絶妙。」

・獣道は人を強くする。
ウメ「心のリミッターが外れる。一世一代の大一番、普段はこれくらいでいいかと思ってる取り組みのもう一歩先を行く。」

・ウメハラ選手はCPT開幕戦のFinal Roundを捨てる気持ちでやった。

・鉄拳7とスト5は「ゲームと金」。たぬかな選手にとってはリスクマッチだった。
ウメ「たぬかなに対して、ありがとうとごめんのビームを同時に発射したい。スト2はプロシーンがないから純粋に出来ると思う。立場とかスポンサーとか何の影響もない。鉄拳とスト5は権力争い。第2戦、3戦はゲームと金。あれでゆうゆうに何のオファーもなかったら嘘でしょ。まるごとバナナは企画書まとめてるだろうね。」
ウメ「たぬかなだって分かってないわけじゃない。ゆうゆうは刃牙で言えば死刑囚みたいなもん。全ゲームで女最強だと俺も全世界も思ってた。本来やる必要ない。相手ゆうゆうだけどやる?って断られても世に出ない。ゆうゆうをたぬかなが追いかけてみたいなストーリーは黙っとけば、鉄拳についてあまり分からない人からしたら、たぬかな最強って地位が安泰だった。たぬかなという人間の人生として逃げちゃいけないと思ったからリスク承知でやりますと言った。」
ふ~ど「ゆうゆうの方が強いかもねっていう身内の話を消す火消し。ゲームで食っていくうえでいらないこと。」
ウメ「あれはやっぱり、てんきゅ~。(折笠氏に)てんきゅ~だっけ?」

・次回の獣道はノープラン。
・獣道に出る人には相当なプレッシャーがかかる。
ウメ「ときどがああいう感じでやってきたから、ハードルが上がった。」
ウメ「長期戦はそこそこブランディングがある。長期戦強いっていう。やりたい奴はいっぱいいると思う。」
ウメ「獣道に出た人間は人生が嫌になる。人に当たる、ピリピリしたことになる。終わった時に生きてる実感がわく。負けたら寝られない。ときどなんて寝れないでしょ。」
ふ~ど「次会った時にくまできてたら笑う。水曜のTOPANGA配信が気になる。」
ウメ「俺が獣道で負けたら、悔しくて寝不足になると思う。」
ウメ「勝っても見返りがないのがいい。」
ウメ「今は集中力が切れてダメ。ゲームは遊びだから、多少興奮状態になるとしても楽しもうとやる。獣道前は、殺気をもってゲームしてた。ときどが『俺の方が強いと思ってるんで』って言った時の殺気でスイッチが切り替わった。」

・大谷選手に対しては、本当の意味での『平均化』を図った。
ウメ「自分の考えてることを全部教えちゃって、お前吸収して来いと。お前が吸収して強くならないと俺の練習にならないからって。ビジネスじゃないガチ。あの”平均化”は金のため(外貨獲得)なんだよ。」




新企画
・「けものみせ(仮)」or「ありがたや(仮)」
・人との交流をする機会が減っている。そういう場所が欲しい。
・社会不適合者の人たちが働ける場所があるといい。
・店舗型で、ウメハラ選手は利益を得るつもりはない。
・お金の流れは全部オープンにする。
・場所選び、何をやるか、いくら必要とか、どうやって儲けるのかみんなで決めていきたい。
・楽しめる場になることが最優先。利益が出たら店舗を増やす。