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いよいよ6月1日(木)に家庭用「鉄拳7」が発売されます(PC版は6月2日発売)。
アーケード版の「鉄拳7FR」から新キャラ追加、バランス調整が施されたシリーズ最新作となります。

ギャラリーモードに過去の鉄拳シリーズやパチスロ・遊技機に収録されていたムービーが大量に収録されており、ストーリーでは鉄拳1から続いてきた一八と平八の完全決着が描かれるとのことで、まさに鉄拳シリーズの総決算的なタイトルとなりそうです。

発売に先駆けて実施されたイベントではバンダイナムコゲームスの原田氏も駆けつけ、家庭用「鉄拳7」についてユーザーが気になることを語っていました。

予約特典キャラ「エリザ」は5月31日(水)までだそうなので、購入を迷っている方はぜひこの機会に予約してみてはいかがでしょうか。




以下、発売直前イベントでの原田氏のコメントを一部書き起こし。


配信アーカイブ
https://www.twitch.tv/videos/147987755

・ストーリーモード「The Mishima Saga」では、平八と一八の親子対決の決着が完全につく。どちらかが死んでもおかしくない。17年前に書いたプロットで原田氏が決めていた。完成したものを見たら、本当に死んでいるんじゃないのか?という内容になっている。どちらかが絶対死ぬとは言ったが、死んだこれ・・・という状態になっている。

・今までの鉄拳のストーリーが分からなくても安心。初心者でも安心の操作。没入感にこだわっている。

・エースコンバット4のストーリーの見せ方が手法として良いと持っていて、いつか鉄拳でもあのような形で見せられたら客観的視点で見せられるので分かりやすいと思っていた。

(過去の鉄拳でムービーになっていたシーンの補完てきなものも存在。)

・ストーリーモードの最高難易度・鉄拳王向けも存在する。

・既存の格ゲーを一人称視点にしてもそれほど面白い体験にはならないので、VRに特化した格ゲーを作る必要がある。PSVRモードでは、カスタマイズしたキャラを鑑賞したりスーパースローで眺めたりすることが出来る。

・ギャラリーモードは過去の鉄拳シリーズのムービー、パチスロのものまで収録していて合計6時間以上。
鉄拳7のデータ容量は格ゲーでは珍しい40GB。格ゲーは5GB~12GBくらいが普通、海外のゲームでも17GBくらいなので、かなり詰め込んでいる。シリーズの決定版、資料として持っておいて欲しい。
ストーリーやエンディング、海外版限定のエンディングも収録されている。

・ソウルエッジか鉄拳のムービーを作っていた人たちが散っていって、他社の某有名タイトルのCGを作っている。だいたい友達という状態。

・ゲストキャラはシリーズの枠を越えた「おおっ!!」というものが出せるように、相手方の都合がある中で実現しようと話をしている。

・鉄拳6や鉄拳TAGの時は、格ゲーは1回出して調整もしないのが理想だと言い張っていたしDLCもやらないビジネスをしていた。そうすると発売して2~3ヶ月して次のプロジェクトが出来てチームが解散し、サポートが出来ない。あのキャラを調整してくれとか、ここを改良してくれというリクエストに答えられない。ビジネスがクローズしているから。
オンラインでアップデートできる時代に、2~3ヶ月でサポートを打ち切るのが良いのかどうか?最低でも1年単位でサポートしなければいけないのではないかという議論からシーズンパスを導入した。
鉄拳レボリューションで運営の経験値があったのも良かった。
出来るだけ大会やゲームバランスの調整も長期間やっていきたい。

・ランクマッチは回線相性と段位が表示されたリストが出てきて、選べる仕様。リベンジマッチは1回だけ出来る。

・家庭用は鉄拳7FRから調整が入った最新版。それをアーケードに2017年夏に逆移植する。
アーケードは簡単にアップデート出来ない。ゲームセンターは他のゲームと帯域を取り合っているので、バックグラウンドで何日もかけて全国数千台の筐体のアップデートが完了するのを待たなければいけない。

・ビデオカードの性能が良い人はPC版をやると性能がいい分だけ綺麗になる。PS4版は過去作の曲をラウンドごとに指定して使ったり出来る。

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