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プロゲーマーのウメハラ選手がラジオ番組の"山田五郎と中川翔子の『リミックスZ』"に出演しました。

2週にわたって出演とのことで、2週目は以下のような事を語っていました。(1週目の記事はコチラ)


・(普段のプレイ時間について)新作が出た時は覚えないといけない事が多いので、そういう時は時間に物を言わせてやる。ある程度情報が出揃った後は、戦略等を考えないといけないので時間ではなく発想が大事になってくる。今は5時間くらいで、残りの時間は考える時間。
・(中川翔子さんが好きな)エドモンド本田は簡単だけど勝てないキャラ。簡単で勝てるキャラと長くやった時に勝てるキャラがあり、レベルが上がってくると勝ちにくいキャラ。
・その違いは技術介入度。性能を引き出すのが難しい。プロアマの差を出したいので、どのキャラが一番難しいのかといった事を考えている。
・日本が最強とは限らないが、レベルが高いのは日本。
・鉄拳だったら韓国など、タイトルによって強い国が変わってきたりする。ストリートファイターなら日本。
・だいたいどの国もレベルが高いゲームは1個か2個。レベルが高まると人材が集中していくので、その国で集中的にプレイされているゲームのレベルが高くなる。中国ならKOFなど。
・ストリートファイターに関しては日本が一番。アメリカはちょっと落ちる。ライバルは韓国かシンガポール、台湾、中国、だいたいアジア。
・仕事でゲームをやっていて、もう嫌だゲーム嫌い!という時期はプロゲーマーならあると思う。ウメハラ選手は1年目だった。いろいろ試行錯誤していて、1日18時間ゲームしてボロボロになったりして、1日18時間やるのがプロの仕事ではなく、いいプレイを見せるのがプロの仕事だと思うようになった。今では大会前で5~6時間。
・1からゲーム開発に関わった事はない。イベントの質問コーナーなどで意見を言う事はある。それが取り入れられたこともある。
・競技の前に遊びだろうという考えがあるので、『この技があることで、このゲームが面白くなくなる、この組み合わせが面白くなくなる』といった事がある。
・消極的な行動が強いというのは遊びとしてマズイ。
・見る人がいて成立するスポーツは、消極的なプレイとかは減点されたりするべきだろうと思う。人が見ることで成立するんだから、どんどん変えていく勇気が必要だと思う。面白くないんだから、歴史があろうとなんだろうと変えてしまえばいいという考え。
・ただ技を付けるのではなく、積極的にお互いが遊ぶ工夫をした方がいいということはよく言う。
・(新作について)『何だよ、このゲーム』と思ってもやらなきゃいけない場合もあるだろうし仕方ない。
・日本で受けるゲームと海外で受けるゲームは違う。日本だとアニメのゲームが受けたりするが、海外では一切受けない。ストリートファイターはリアルな方。日本はファンタジーとかが好きな方。外国で作られたゲームは主人公が強いとしたら、持ってる武器が強いとか超能力があるとか。日本だと体から火が出てたりだとか。海外は難易度の高いゲームが多い。日本は一本道のゲームが多いと思うが、海外では自由度の高いゲームが多いという印象。
・(人生で一番好きなゲームは)ベストかどうか分からないが、テトリスは結構好き。格ゲーの次にやった時間が長い。
・(生涯プレイしたいか?)まだ歴史が浅いので、どれくらい年齢によるハンデがあるのかわからないので・・・。

毎回、ある1つの〝テーマとなる話題・キーワード〟を発表、そのテーマを極めているゲストが登場!どんなテーマでも、アカデミックに、壮大なエンターテインメントにトークを繰り広げていきます。
1月下旬は・・・

●2週にわたって、スキマなテーマは『プロゲーマーの話』。スキマなゲストはプロゲーマーの梅原大吾さん。
1週目は、プロゲーマーってどんなことをするの?毎日ゲームをやっているの?ある意味特殊な職業の中身を探ります!
2週目は、世界で戦うにはどうするの?プロ同士の戦いって素人の戦いとはどう違うの?アスリートのようなストイックな毎日を過ごす『世界のウメハラ』をご紹介!

http://www.jfn.jp/News/view/jfn/11085

山田五郎と中川翔子の『リミックスZ』

http://www.jfn.jp/RadioShows/remix